アスア工法
ASAのアスベスト除去を支えるのは独自開発による2種類のアスバリア液剤を用いた「アスア工法」。
アスベストの飛散を防止する薬剤(アスバリアA液)を吹き付け湿潤処理を行うとともに、さらに異なる薬剤(アスバリアB液)を高圧で付着。2種類の薬剤は化学反応によりゲル化してアスベストを包み込みます。薬剤を含んだアスベストは自重で剥がれ落ちやすくなり、除去作業を大幅に効率化できます。
通常は粉塵飛散を抑制する湿潤剤などを使用する。ASA工法の高濃度ゲルのアスベスト包み込みは飛散抑制効果が遙かに大きく安全。
アスベストの最大の脅威である「飛散性」を高濃度のゲルがシャットアウト。
最もリスクが心配される周辺大気環境や作業員の安全性を確保できます。(作業現場におけるセキュリティーゾーン設置も行っております)
アスベスト全体が瞬時にゲル化することで剥がれ落ちやすくなりケレン作業大幅に軽減。
さらに回収されたアスベストは固形化され、二重に梱包して搬出・処分。作業がラクラク行えるのも特長です。
アスバリア液剤(A液・B液)は1平方メートルあたりの単価が200~250円と低廉。
しかもゲル化によりケレン作業の労力を低減することにより、全体費用のコストダウンも見込めます。
column
アスベストは石綿と呼ばれる天然の鉱物繊維です。昭和30~50年代にかけてビルの耐火材として使用されましたが、その後深刻な健康被害が指摘されるようになりました。アスベストは繊維が非常に細かく、空気中に飛散したアスベストを吸い込むことで死亡率の高い悪性中皮腫を引き起こすというものです。
吹きつけアスベストは1975年以降は使用を禁止されていますが、それ以前にアスベスト施工されたビルは現在も数多く残り、しかも今後それらのビルは解体期を迎えることから「静かな時限爆弾」とも呼ばれています。
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